経営者が、会社名義の債務の連帯保証人となっているのですが、事業承継の際にはどのような扱いになるのですか?
2017年01月26日
中小企業の場合、代表者のほとんどが会社名義の債務について、連帯保証をしています。しかし、事業承継後も保証人の地位が残ってしまうのでは、安心した生活を送ることができません。したがって、事業承継により代表者が変わる場合、代表者の個人保証等を外す方向で後継者や金融機関と交渉し、連帯保証人の変更等を行うことになります。ただし、実際には、後継者が親族や従業員等の場合には、金融機関が連帯保証人の変更に応じてくれる可能性は低いと考えられます。