「検察官送致」(「逆送」)とは、どのような手続ですか
2022年04月06日
少年事件の場合、警察・検察による捜査の後、事件は家庭裁判所に送致されます。
しかし、家庭裁判所が、少年の非行歴や心身の成熟度、性格や事件の内容等を考慮して、保護処分ではなく刑事処分が妥当であると判断した場合には、家庭裁判所に送られてきた事件を、検察官へ送り返すことがあります。
一度家庭裁判所へ送られた事件が、検察官へ送り返される手続のことを「検察官送致」や「逆送」といいます。
逆送された事件の少年は、検察官によって起訴され(刑事裁判の被告人となります)、刑事裁判で有罪判決を受けた場合、刑罰が科されることになります。
しかし、家庭裁判所が、少年の非行歴や心身の成熟度、性格や事件の内容等を考慮して、保護処分ではなく刑事処分が妥当であると判断した場合には、家庭裁判所に送られてきた事件を、検察官へ送り返すことがあります。
一度家庭裁判所へ送られた事件が、検察官へ送り返される手続のことを「検察官送致」や「逆送」といいます。
逆送された事件の少年は、検察官によって起訴され(刑事裁判の被告人となります)、刑事裁判で有罪判決を受けた場合、刑罰が科されることになります。