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お知らせ

事業承継とは、具体的には何を承継するのですか?

2017年01月26日
 大きく区分すると、次の3つを承継させます。①経営者としての地位(代表取締役の地位など)、②事業用の資産(自社株式、不動産、運転資金など)、③無形の経営資源(経営理念、経営者の経験・知識・信用・ノウハウ、知的財産など)。
 ②事業用資産については、会社名義になっているものは承継させる必要はありませんが、中小企業の多くでは、経営者の個人名義になっているケースが多く、そのような事業資産は承継させる必要があります。
 ①②③の中で最も重要なのは③無形経営資源の承継です。中小企業の強みの源泉は、目に見える財産ではなく、目に見えない経営資源です。この資源こそが「経営」といっても過言ではありません。現経営者に集中しているこの経営資源を、確実に後継者に承継することが重要です。
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