裁判員に選ばれるまでの流れを教えてください。
2016年05月13日
以下のような流れです。
- 裁判所は毎年9月1日までに、次の年に必要な裁判員候補者の人数を市町村の選挙管理委員会に通知します。
- 1の通知を受けた選挙管理委員会は、選挙人名簿の中から、必要候補者人数をくじで選びます。
10月15日までに、裁判員候補者予定者名簿を1の裁判所に送付します。 - 2の送付を受けた裁判所は、裁判員候補者名簿を作成します。
- 3の裁判員候補者名簿に記載された人に対して、名簿に記載された旨の通知が発送されます。
この通知が届くことによって、裁判員の候補者の名簿に登録されたことを知ることができます。 - 裁判員裁判の対象となる事件が起き、裁判の初日の日程が決まった段階で、裁判所から、裁判員の候補者に対して、裁判員候補者の中から裁判員を選ぶ手続へ出席するよう呼出状が発送されます。
呼出状が届くことによって、特定の事件について、裁判員に選ばれる可能性があることが分かります。逆に、名簿に記載された旨の通知(4)があっても、呼出状(5)が来ない限り裁判員に選任されることはありません。 - 特定の事件について、当該事件を担当する裁判官、検察官、弁護人が出席して裁判員を選任します。この手続は非公開で行われます。
この手続又はこの手続に先立って、
Q裁判員に選ばれない事由としては、どのようなものがありますか
Q裁判員に選ばれない職業には、どの様な職業がありますか
Q裁判員に選ばれないその他の制限には、どのようなものがありますか
Q裁判員を辞退できる場合があると聞いたのですが
でお話しした裁判員になれない事由や辞退事由の有無などについて質問がありますので、該当する事由がある方は、この機会に申し出てください。
裁判員になれない事由や辞退する事由のある人などを候補者から除いたうえで、最終的に、くじで裁判員を選任します。